〜 デジタルノベル 〜
Digitalnovel

 
 

 

こちらでは「衛澤蒼作品集「道草」」を紹介します.
DigitalCreateでの販売は現在行っておりませんので,作品に関するお問い合わせは原作者宛てにお願い致します

「道草」は,デジタルノベル「Silence revolution」で「天気晴朗なれど波高し」を連載した作家「衛澤蒼」の作品集で,「天気晴朗なれど波高し」のサイドストーリーと,「道草」オリジナルストーリーで構成しております.
また各作品には挿絵ではなく写真を使用することで,リアリティーな表現を目指しました.

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■ 製品仕様
パソコン専用ソフトウェア
Windows95以降
IE4.0及びNN4.0以上
CD-R媒体の他、データーのみの送信も可能.
(16歳以上推奨)


 □推奨環境
 Windows2000以降、IE5.0以上
 CPU :Pentium3,celeron800以上

※ 1024*768及び800*600のサイズにも対応しています.

■ 発行
2004年8月1日発売

■ 価格
データのみ 590円(振込み手数料はお客様負担となります)
CD版     1690円(送料,振替手数料 込み)

   
       

 

 
 

■ コンテンツ紹介

□小説には挿画(写真)が入っています.

  夏の魔法(前編・中篇・後編)


【 あらすじ 】
一学期最後の登校日、主人公、高橋光介はクラスに転校してきた一人の少年、桐島昇と出会う。
まるで風を纏ったような、そんな不思議な雰囲気を持つ昇に、光介は惹かれていく。
夏休みの間、彼らはほとんど毎日のように一緒に行動し、互いの想いを深めてゆくが・・しかし別れの日は突然やってきた。


〔 物語一部紹介 〕
一旦、自宅に入った光介は小さな燐寸箱を上衣シャツの胸ポケットに、透きとおった硝子の水差しを両手に出てきた。その水硝子の中には、半ばまでの水と、金魚すくいで捕まえた一匹の金魚が入っている。
「光介くん、それ……。」
昇は夜の中で眼を凝らして、あか色鮮やかな金魚を覗き込んだ。
「こうするときれいだろう? 守木の下で、一緒に世話しよう。」
「いい夏になるね。」
そう言って、昇は笑った。その言葉の意味は巧く汲み取れなかったが、一緒に水硝子の金魚をふたりだけの場所で飼おうという自分の案に笑顔が返ってきたことが、光介はうれしかった。
光明の町の中を外れそうな辺りに至ると人通りもほとんどなくなり、もともと街灯も少なく、祭りの夜であるにもかかわらずそこはひっそりとしている。街灯よりも月灯りを近く感じるような静かな夜道で、水硝子の中の金魚はその色も動きも、一ト際鮮やかだった。夜道を通り抜け山道に入り更には山道を逸れると頼りになるのはほんとうに月灯りだけになる。
「昇。足許、気を付けて。」
言いながら水硝子を両手で抱える光介がいつもの如く光明山の斜面を登る。乾いている朽葉をがさがさと踏み砕く音が、木立ちの内緒話のように小さく時折途切れながら聞こえていた。
守木の下に立って街の方を一望すると、そこは一面の星空だった。顎を持ち上げて仰がなければならない中天も木々の枝葉の狭間から見える街であるはずだろう辺りも、何処も黒い天鵞絨に覆われてその中に小さな宝石いしの欠片を散らばしてあるようだ。城見中央公園の辺りだけが明けの明星のように明るい。天にも地にも境いはなく、眼に映るところすべてが星の海だった。波の立つことのない、輝きが揺れるばかりの穏やかな海だ。
守木の足許直ぐに水硝子を置いて、光介は言った。
「銀河鉄道に乗り込んでしまえそうな夜だね。」
星のてまで行くという汽車が或る少年の前に現れたのもやはり、星祭りの夜だった。
「降りてこないかな。乗ってみたい。」
広い広い星空を見渡したままで呟くように昇が言う。
「汽車で銀河の中をずっと遊んで……蠍の灯を見てみたいんだ。井戸に落ちた蠍が、次に生命を得るのなら皆のさいわいになりたいと天に祈って闇を照らすようになったという、その心の臓のあかい灯を。」
昇の声を聞きながら水硝子を覗き込んで、光介は思った。この小さな金魚の紅い色は、きっと蠍の心臓の灯と同じ色をしているのだと。
「あの何処までも行く汽車に乗れるのなら、ぼく等はいつまでも―――。」
光介や昇と同じくらいの年頃のふたりの少年が乗り込んだ、蠍の灯にだって南十字星サウザンクロスにだって行く銀河鉄道は実際、何処までも走った。けれどもあの汽車は冥土よみじを行く汽車だったのだ。何処までも、星の涯ての「まっくらなそらのあな」までも行く汽車だったのだ。いつの間にか銀河鉄道に乗り込んだ少年はその中で親友と座席をともにして長い長い冥土を走ったけれど、まっくらなそらの孔が近付いてきた途端に―――。

 

● 主な登場人物

◆ 高橋光介(たかはしこうすけ)
物語の主人公。
転校生、桐島昇に「一緒に下校してもらえないか」と声をかけられことを切っ掛けに、以来行動を共にする事になる。
彼の不思議な雰囲気に惹かれていた彼は、さらに想いを募らせていく・・。

◆ 桐島昇(きりしましょう)
夏休みの前日、高橋光介のクラスに転校してきた少年。
夏休みの間、光介と共に時を過ごすが・・。


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  □ ぐるっとまわって


【 あらすじ 】
言葉を話す銀鼠色の猫に宝探しを依頼される総太。
それは「この世で最も価値のある宝」であるという・・。
しかし与えられたものはどう見てもご近所の地図。それでも結局宝探しに出かけることになった一人と一匹は、その道中でいろいろな人と出会い、無意識のうちにその人々の人生を変えていく。
そして探していた宝物は・・。


〔 物語一部紹介 〕
地図を見たままでつらつら話す総太には見えなかったが、その肩にいる男爵は見た。男が強い驚愕をその面貌に表しているのを。
「いまから行けば、ゆっくり歩いても午後の漁から帰ってきた漁船を迎えられますよ。大漁で御機嫌の漁師さんでもいれば、獲れたての魚でも貰えるかもしれませんね。旨いですよ、新鮮な魚は。なあ、男爵殿?」
名を呼ばれはしたが、男爵は否定も肯定もしないままで総太の肩に佇んでいる。返事のないことも特に気にとめず、総太は続けた。
「もうひとつ訊いてもいいですか?」
隣りに立つ男の顔を見る。明確な返事はなかったが厭そうでもなかったので総太は更に問いを重ねた。
「これから俺たち、何処へ行けばいいんだと思います?」
これにも返事はなかったが男が吃驚したような不思議そうな顔をしたので、説明を加えた。
「これ、宝の地図らしいんですけどね、何も目印なんかついてないでしょう。だから何処へ行けばいいんだか判んないんですよ……ああ、難しく考えなくていいです。ここ行くといいんじゃないかなあって思ったところを教えて貰えれば、それだけで有難いですから。」
男は再び地図上の一点を差そうと手を上げてきた。その手はもう震えてはいなかった。地図の、先刻とは違う一点を指差す。
「ええと、そこは竹林だなあ。うん、いまから行くなら近いし、心地よさそうな場所だ。」
開いたときと同じように今度は右手だけで器用に地図をたたんで、総太は懐に収った。
「助かりました。どうも有難う。」
ひょいと頭を下げて、総太はまた下駄をからころと鳴らしはじめた。螺旋の階段を下ろうとしたところで、斜に見返る。
「ああ、漁港に行くなら、漁師さんには気を付けて。どの人もみんな豪快さんだから、うっかりすると水に突き落とされたりしますから。」
それだけ言うと、からころ響かせながら総太は階段を下りた。
灯台を出て、山道を今度は下ってゆく。上りのときと同じく、新緑の匂いが濃い。その清涼な匂いを、総太は胸一杯に吸い込んだ。
「うん、やっぱり気持ちいいな。でも竹林に行けば、また違った空気を吸えるんだろうな。」
『総太よ、お前さんは仏心を出したつもりか?』
「あ? 何のことだい。」
『先程の灯台の男。あれは生命を絶とうとしていたのだろう。救いを与えたつもりでいるのか。』
「はあ。そんな風に見えたかねえ。」
『そのつもりはないと?』

  ● 主な登場人物

◆ 総太(そうた)
物語の主人公
言葉を話す不思議な猫と共に宝捜しに出かける事になる、寺の小坊主。
多少の事では動じない、いつも飄々とした子供。

◆ 男爵
謎の野良猫。
言葉を話し、総太を宝捜しへと誘う。


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  □ FLY ME TO THE MOON
(「天気晴朗なれど波高し」サイドストーリー)


【 あらすじ 】
満月の夜、彼女は現在の恋人である石和拓海と過ごしていた。
この日は一年前の満月の夜に交わした約束の日だ。
一年前の満月の夜、彼女は彼に想いを打ち明けた。
しかし彼女に告げられた予想外の事実・・。


〔 物語一部紹介 〕
驚いたような訝しむような、そんな複雑な表情を拓海くんは見せたけれど、聡い彼が何か訊いてくる前にと思って、私は直ぐに歩きはじめた。
もっといい場所を考えて択べばよかったのに、とは私も思ったんだけど、舞い上がっていてどうしても思いつかなかったの。とにかくあまり離れていなくて、暗くなくて、でも人が少ないところ。そう考えたら小城駅の裏口になってしまった。タクシー乗り場からもバスターミナルからも少し離れた、駐輪場の傍。ムードも何もあったものじゃないけれど、だから深刻な相談なのかもしれないっていう先入観を持たせることができたみたい。真面目に聞いてね、って前置きしたら、拓海くんはものすごく真剣な顔になった。そこで私は思いきったの。
「拓海くん。先刻も言ったけど、私と付き合ってほしいの。」
「付き合うって何処……あ!」
言いかけたところでやっと気付いたらしくて、彼は夜中にも関わらず大きな声を上げた。
「付き合うって、その付き合うか!」
そう、一緒に何処かへ行くことじゃなくて、交際してほしいっていうこと。ちょっと騙し討ちみたいだけど、普段からしょっちゅう女の子に声を掛けられている彼だから、これくらいしないと印象はつかないって思った。でも拓海くんの声ってよく通るから私の方がびっくりしちゃって……まばらとはいえ、近くを歩いている人たちがこっちを向いていないか思わず辺りを見まわした。
さいわい誰もこっちを見ている様子はなかったから、私はすかさず彼に眼を戻して訊いた。
「駄目?」
「駄目って言うかさ……。」
ちょっと困った風に拓海くんは頭を掻く。恥ずかしかったり困ったり苛々したり、そんなときに自分の髪をくしゃくしゃに掻きまわすのは彼の癖みたい。
「やめといた方がいいな。おれ、碌な人間じゃないからさ。」
「そんなことない!」
意外な言葉を聞いた。自分を否定するような言葉。後で考えてみたらこれはすごくめずらしいことなんだけど、このときの私はそんなことにも気が付かないままで、一心にその否定を否定した。反射的、と言っていいくらいの間で。
そのとき。
小城駅の構内から発車ベルが聞こえてきて、乗客もまばらな列車が動きはじめるのが見えた。ゆっくりと走り出した列車は次第に速度を上げて、幾つもの明るい窓が次々と過ぎていく。
「あ……!」
思わず声を上げたものの両手で拳をつくるほかに何もできないでいる私を、拓海くんは不思議そうに窺ってくる。

  ● 主な登場人物

◆ 高村彩(たかむらあや)
物語の主人公。
アルバイト先のファーストフード店で、男子店員石和拓海に恋心を抱く。
一途な性格で料理が得意。

◆ 石和拓海(いさわたくみ)
心と身体の性別が不一致であるという障害を持つ。
高村彩に想いを打ち明けられるが・・。


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□ left alone
(「天気晴朗なれど波高し」サイドストーリー)


【 あらすじ 】
彼の勤めるファーストフード店に、ある日面接に訪れた石和拓海。
その名前は彼の封じた旧い記憶を引き出すものだった。
運命に翻弄され血に彩られた残酷な過去。
唯一心を許した親友を奪われた彼は、全てを捨てて孤独を選んだ。


〔 物語一部紹介 〕
夜の空気と降りしきる雨とを切り裂いて鋭い鋒先きっさきはしる。狙われているのはオレじゃない。親父が生家から離れようとしているオレを手許に置きたがっているのは知っている。再三の呼び出しにも応じないオレをも的に収めて脚の一本二本を落としてでも連れ戻そうという目論見はあるのかもしれない。だが、標的の中心は仇敵岩谷の跡継ぎである拓次だ。権力を手にしたなら誰もがそう考えるのか。邪魔者はその存在を抹消してしまうのが最善の策だと。オレには岩谷の息が掛かった白刃や鉛玉に狙われた過去がある。岸谷の当主は岩谷の血すじを断とうとしている。<血統>という呪縛から、オレたちが解放される術はないのか。
失くしてたまるか。楯となるべく身体を捌きながら進み出る。夜気を裂いた刃は頸動脈を狙おうとしていたのか。姿勢を低くして刺客の懐に入り込もうとした刹那に、右の眉尻に急激な痛みが焼けつく。刃にかすめられ、右眉の端から滴が涙のように顔を伝った。気にはならなかった。切りつけてきたその手首を腕で打ち払う。手首を内側から強く打ちつけてやると人は掴んでいるものを取り落とす。踏んだ場数の多さがこんな智識を身体に染みつかせている。オレが打った手も、握り込んでいたナイフを手離した。地面に落ちた瞬間にオレはそいつを利き手で拾い上げた。武器を得たオレが危険順位の第一に繰り上がり、刺客どもの攻撃が集中してくる。薙ぐように突くように襲ってくる白刃と、刃先で二合三合と打ち合った。拓次とは背を合わせる。互いに背をまかせておけば自分を守ることが即ち互いを守ることになる。だが拓次は不意にオレの耳許に信じ難い言葉をよこした。
「詳、俺に構うな。ここから離れるんだ。」
「何を言っている。そんな真似ができるか!」
「こいつ等の狙いは俺だ。俺が捕まってやりゃ、ことは治まるんだろ。」
「……滅多な気を起こすな!」
背中合わせで肩越しに言葉を交わし合っていた。だから互いの顔を確かめ合うことはできなかったがこのときもきっと、拓次は己れの危機を愉しむように笑っていたのだろう。―――早く決着けりをつけなければならない。オレはその直感とともに身体の奥底の何かの発現をも一瞬に感じた。
ナイフを奪われた刺客が、オレの側頭を狙って掌底を突き出してくる。拓次から背を離し、斜に一歩踏み込んで掌底をかわすと同時に、肘の高さに位置を決めた左手のナイフと一体になって相手の懐にすべり込んで体当たりを喰らわせる。相手のごつい肩がオレの胸にぶつかったがたいした衝撃には思われなかった。利き手に、重いようなやわらかいような、妙な手応えが伝わってきて、把手ハンドルよりもやや上方に向いた刃先が相手の脇腹にその身を深々と埋め込んでゆくのが判った。

  ● 主な登場人物

◆ 岸谷詳一(きしがやしょういち)
物語の主人公。
ある権力者の家に生まれた嫡男。
無愛想で人を信じる事をしないが、岩谷拓次にだけは心を開いた。

◆ 岩谷拓次(いわやたくじ)
岸谷祥一とは親友。
明るく人懐っこい。


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  □ Over the rainbow
(「天気晴朗なれど波高し」サイドストーリー)


【 あらすじ 】
ある休日のこと。
一人息子の広太の誕生日を祝うために休みを取った彼は、正午近くになってから目を覚ました。
しかし外はあいにくの雨・・。
何気ない夫婦の会話と、彼の怪しい発言が織り成す幸せな一時。


〔 物語一部紹介 〕
一方の手を頬に当てて奥さんがしみじみ洩らす。
「そうね。あの頃は私も純粋だったわ。」
「いまは不純なのか。」
「あなたにあれこれ吹き込まれた御陰でね。」
「俺のせいか。」
「あなたのせいじゃなかったら誰のせいよ。」
「誰だろうな。」
「思い当たらないでしょう?」
首を傾げて問い掛けてきた奥さんの表情は至って真面目だ。一ト先ず俺は頷いておいた。広太がまた眼鏡を奪おうと手を伸ばしてくる。かっさらわれちゃ敵わん。顎の位置はそのままで眼鏡は広太から遠ざかるように、頭を後ろ側へ傾けた。俺の眼界の隅っこで奥さんは、遠い目で<あの頃>を見てなさるようだ。
「あなたもいまよりは純粋だったわよね、熱心にエビカツのことしか考えてなくて。御陰で定番の台詞を口に出す破目になったわ。」
「私とエビカツとどっちが大事、ってやつか。」
「若かったのね。言ってしまったときもすごく恥ずかしかったけれど、いま思い出してみるともっと恥ずかしいわ。そんなこと、訊かなくたって答えは明白なのにね。」
先刻、頬に当てた手で今度は顔を隠すように覆いながら、奥さんはこれまた大袈裟に嘆くさまを見せてくれなさる。
「あのときあなた、迷わずあっさり即答してくれたわよね、<エビカツ>って。」
「そうだったな。」
「有難う、憶えててくれて。都合よく忘れてたりしたら首絞めてあげようと思ってたから。……御陰さまで夢を見たままで結婚しないで済んだわ。」
「そいつは何よりだ。」
「私にはそうでもないのにエビカツには情熱を傾けてて一途だったわよね、あなたは。」
一瞬、妻でもなく母でもなく、女の表情が見えた。つらい思いをさせちまってたと、改めて思う。商品開発部にいた頃の俺は、何者をも顧みなかった。社会ってものの構造も判らないままに、我を張り過ぎてた。だからこそ昇進という名の左遷を喰らった訳だが……俺は後ろに傾けてた頭を、前に倒しちまった。広太の手が眼鏡に当たったが、掴み取られそうな気配はなかった。
「―――訂正。」
俯かせた俺の顔を覗くようにして、奥さんは今度は妻の顔で笑ってくれなさる。
「あなたは、自分の手を離れてしまったものをいまなお思い続ける、一途な人だわ。」
意地が悪いのかやさしいのか、判断つけかねる御仁だな、この奥さんは。意地悪を続けてくれんと、感傷的になっちまうじゃないか。

  ● 主な登場人物

◆ 船井総太(ふないそうた)
物語の主人公。
エビカツをこよなく愛するファーストフード店の店長。
息子の広太にトラウマを植え付けようと企んでいる。

◆ 船井久美子(ふないくみこ)
船井総太の妻で広太の母親。



 
     

 

 

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